有限会社 東北エヌティエス

蓄光の原理

蓄光の原理
蓄光とは

蓄光の原理

「蓄光」は太陽光や人工照明の光をエネルギーとして蓄積し、その蓄積したエネルギーが放出され光を出す現象です。粉状の顔料から様々な製品に加工されます。

蓄光とは
蓄光 吸収と放出"

蓄光材の励起波長れいきはちょう

蓄光材は照射される光源の種類によって、紫外線を蓄える時間が異なります。蓄光材はどんな波長の光にも反応するわけではなく、励起波長と呼ばれている、蓄光体に反応する波長域があります。蛍光灯には反応しますが、LEDでは蓄光しにくいのはLEDの発光波長が反応しにくいものだからです。蓄光顔料の励起波長は200~450nm(ナノメートル)と言われています。紫外線の発光波長は、10〜400nmであり、蓄光顔料の励起波長が紫外線領域内に在るため、最も適しているからです。蛍光灯の発光波長は380~780nmであるため、蓄光に問題はありませんが紫外線よりも時間が掛かります。

蓄光顔料の励起波長