避難誘導看板のご提案
避難誘導看板のご提案
防災と減災
現状の課題
[課題1]
あなたは避難看板を見たことがありますか?
国道交通省の調べでは、この質問に対し、全体の60%の人が、「見たことがない」または「わからない」と答えております。このように人々の避難看板への認知度は決して高いとはいえません。また、東日本大震災の際には、「見たことがある」と答えた人は、「見たことない」と答えた人と比べて5分も早く避難を済ませたという結果が出ております。
この現状を踏まえ、より目につく場所への避難看板の設置や避難看板への関心が高まるような周知を行うことが重要になっております。
[課題2]
現在の避難看板の問題点
避難看板に関するヒアリング調査の結果、問題点として挙げられたのは、「夜間に見えない」「標識が見えにくい場所にある」といった視認性の向上を求める意見と、「全国統一の標識にすべき」「県統一の標識にすべき」「標識の内容がわかりにくい」といったより理解しやすい標識を求める意見が多くあげられました。
東日本大震災から約3年、果たして被災地の避難誘導対策はどのように進んでいるのでしょうか?
[課題3]
震災後・避難誘導対策の現状
東日本大震災による津波の影響で、多くの建物はもちろん、津波避難看板も倒されてしまいました。
多くの市町村が、避難誘導対策を行いたいと考えておりますが、策定方法や手順が不明であったり、地権の問題で思うように進められていないのが現状です。
[課題4]
現状の避難表示板の実態のまとめ
東日本大震災を経験した今、従来の避難対策はもう過去のもの。
避難誘導対策は住民への周知徹底を含めて、再検証・再構築することが、今最も大切な課題です。これらの課題は行政・民間・住民問わず一人一人が取り組むことが必要です。
特に認知度の低さは地域住民をはじめとして、土地勘のない人、外国人観光客が迅速な避難を行うのに、一番大切な事項であると同時に一番難しい課題でもあります。
- 避難標識を見たことがなく、また、避難標識が少なく、見えにくい所にあり、地域住民ですら、認知度は過半数となっている。
- 夜間時に避難表示看板が確認できない。
- 地権などの問題で連続的な避難表示ができない。
- 看板に必要な事項が記載されていない場合や、デザインが統一されていないため、土地勘のない人々や外国人の観光客は避難先を特定できない。
- 全国・県統一基準の標識にすべき
避難標識が備えるべき要素
避難表示デザインの必要事項
目的地まで迷わず移動できる連続的な避難標識
迅速な避難を可能とするためには、目的地まで迷わず移動できる連続的な避難誘導が不可欠です。弊社では連続した避難誘導サインを現地調査から設計、施工、保守までトータルサポートで提案させていただきます。