蓄光の特徴
蓄光の特徴
蓄光とは
蓄光顔料には黄緑色と青緑色の2種類があります。
弊社では屋外での使用に有効な、青緑色蓄光顔料を採用。
黄緑色との比較を踏まえ、青緑色蓄光顔料の特徴についてご説明します。
鎮静効果
青色にはマイナスの副交感神経に作用して心を落ち着かせるという鎮静効果、心理的に人を冷静にさせる効果があります。実際にこの効果を利用している事例を紹介します。
JR山手線の駅やJR西日本でも青色照明が設置されています。主な目的としては、人の心を落ち着かせるとされる青色照明の効果によって、踏切が作動してから強引に踏切内に侵入するのを防いだり、自殺を考え、気持ちが高ぶっている人の心を落ち着かせることで、思いとどまらせたりすることを目指しました。このうち37箇所で設置前と設置後の状況を検証したところ、約5倍ほど踏切事故の件数が減り、現在も首都圏での導入が進んでいます。
プルキニエ効果
人の目は夜や暗闇下で、暗所視へなるに従って青色を強く感知するようになります。これをプルキニエ現象といいます。
奈良県警は防犯を目的に団地や駐輪場に青色照明を取り付け始めました。設置した35箇所で1年の効果を見たところ、刑法犯の発生件数は15%減少。こうした効果より青色照明の街頭を設置する地域は拡大しています。
弊社の青緑色蓄光顔料はJIS規格の約10倍の初輝度と残光性を持っております。耐候性や耐水性は従来の蓄光顔料よりも、非常に優れているため、屋外での使用も問題ありません。
❶耐水性に非常に優れており、蓄光顔料そのものへの特別な処理をしなくても屋外での使用が可能です。
❷800℃までの高温においても蓄光顔料の発光性能には全く影響しません。
❸蓄光のサイクルは半永久的に繰り返されます。
❹化学的安定性が高く、耐候性に優れます。
❺国際安全基準を満たし、無害性、非放射性、非可燃性、非爆発性です。また、発ガン性物質は一切含まれません。有害重金属は含有していません。(*RoHS指令対応品)
*RoHS指令:特定有害物質を使用していないことを保障しなければならない指令。